本に封印されていた存在/End(エンド)
影世界の住人で、アビスの王様。とても強い力を持っている。
エールストに危険視された為、1体のエールストが命を犠牲に封印した。
影世界の住人は、地上の人間の”強い願い”で呼ばれて初めて地上に行くことができる。
大衆の”幸せになりたい” ”楽になりたい” ”答えを知りたい”など、身勝手な願いによって召喚された。
その特性を引き継いでしまい、性格構造がかなり歪んでいる。
特に舞台の役者に”歪んだ愛情”を向ける。
しかし真面目な一面もあり、自身の役割を理解し人々に助言を与える。
櫻夜やメルを利用し、いずれ全ての世界を更地にして新たな世界を創造する事を目的としている。
そうなれば信仰で存在する彼も消滅するのだが、役割を全うする事が彼にとっては至高の事。
ロストさせるメルのやり方は良くないと思う。しかしEndの助言を聞きいれれば、最適解を与え続ける為に人間は堕落しいずれ世界は崩壊する。
幸せな夢を見ながら死ぬか、ある日いきなり消滅するかの違いしかない。
ちなみにEndというのは主人公である櫻夜が”彼と契約したのが運の尽き。終わってしまった”という意味を込めた”蔑称”なのだがEnd自身は気に入って名乗っている。
Endの外見は、核世界で語り継がれる神様の話から誰かが創作したイラストをモチーフにされており、本体は禍々しく目を当てられないほど醜い。メルにだけ視えたり視えなかったりする。これについて言及すると普段は決して怒ることがないのだが、微かに語尾がキツくなる。
メル以外には視えず完璧に少年の姿へ擬態している
影世界
終わってしまった世界。必要のない人間や、命令違反を犯した上位存在等、”不要な存在”を廃棄する廃棄場。
人間が魔力切れを起こすとアビス堕ちする(影世界へ堕とされる)魔力が切れても死にはしないが、影世界に堕ちた時点でほとんど自力で地上に戻れずに転生する機会を失う。
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