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【セミナー】デジタル・イノベーションLab様

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制作ノート
制作過程

背景

 企業のデジタル化支援事業を展開している、デジタル・イノベーションLab様(現:デジタルスイッチ様)が、群馬県庁32階のNETSUGENにてセミナーを開催されました。セミナーの様子はNETSUGENスタッフが撮影をしていて、簡単に編集された動画がYouTubeにアーカイブとして残っている状態です。

 デジタル・イノベーションLab様より、このセミナーの様子をHPで公開したいというご相談をいただきました。まず著作権を確認していただき、編集して使用することに問題ないとのこと。撮影された素材と当日発表されたスライドがあれば編集可能ということをお伝えして、ご依頼いただく運びとなりました。

構成

 アーカイブを見る限り撮影に使われたカメラは2台。登壇者への寄りと、スクリーンまで入れた引きの映像が確認できます。しかしNETSUGENからいただけた動画素材は、アーカイブそのままの画角のみでした。

アーカイブの画面配置

アーカイブの画面配置

 引きと寄りの2つの画角を切り替えることはできません。そこでアーカイブ同様、スライドをメインとした構成で対応することにしました。

編集

編集後の画面配置

編集後の画面配置

 編集作業は仲間の編集者にお願いして、やり取りしながら進めました。まずはアーカイブの画角に含まれる登壇者とスライドの配置を検討します。

 登壇者の左手側にスクリーンがあるため、画角として登壇者は常に右を向いて話しています。そこでスライドを右側に置き、登壇者を左側に置くことにしました。これによりスライドを見ながら話しているような自然な見え方になります。

 上部にはセミナータイトルと開催場所を、空いたスペースには目次を入れました。動画視聴中はどこで何の話をしているセミナーなのかがいつでもすぐにわかります。

 動画が長くなりすぎないように、という先方のご意向がありましたので、所々カットを入れ、話すスピードを1.1倍としています。不自然さを感じさせない程度におさえて編集しました。

 ポイントとなる部分には赤枠や補足テロップを入れています。SE(効果音)も入れることで、さらに伝わりやすくしました。前向きな印象のあるBGMも静かに流しています。

 どれもセミナーの雰囲気を壊さないように、さりげなく追加することで見やすい動画になるよう意識しました。

所感

 編集者と何度もやりとりをし、微妙な位置のずれやバランス、切り替えのタイミングなど、かなり細かく修正していきました。こういった細部にこだわることで、見た人にキチッとした印象を与えることができます。このような印象が、動画や登壇者の信頼性につながりますので、常にこだわって編集に携わっていきたいと考えます。

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