6冊目の拙著であり「ミギワノコトノハ」シリーズの第3弾になります。ここでは2013年のツイートをまとめ、書き下ろしのエッセイを3本加えて書籍化しました。編集作業は2015年に行っておりました。
本書は私、6冊目の拙著であり「ミギワノコトノハ」シリーズの第3弾になります。本書について思い出すのは編集作業のことで、約1年半もの時間を要してしまいました。その理由は、自分がほかにやっている仕事や、学生団体へ外部のアドバイザーとして関わったりと、読書と執筆、あるいは編集作業以外のことをかなり2015年は行っていたので、ここまで時間がかかってしまったのはある意味で「必然」だったのかなと。
本書を編集、校正、そして出版の準備を行っていると
「あぁ。長かったなぁ。」
という安堵感と、
「もう僕の手を離れていってしまうのか…。」
という一抹の寂しさでした。
しかし・・・。2013年の自分を2015年から16年までの自分が編集するということはいわば、二人の「自分」の間を往復する作業でありまして、毎度の事ながら果たして自分が成長しているのか、停滞もしくは交代しているのかがわからなくなり、
「何でこんなカネにもならない、人に趣味扱いされてバカにされているようなことに血道を上げているんだろう。」
というあきらめに似た感情と、
「まぁ、僕のような五流の書き手でも、どこかで誰かがコレを読んで『あぁ、こんなヤツが生きていって本出せるんだったら俺にも何か出来るんじゃないか?』という奇特な方(もしくは褒め言葉で大バカ野郎)が世界のどこかにいてくれたらなぁ。」
という
「一縷の望み」
でリリースしました。残りの年数も鋭意編集中ですので、よろしければご愛顧いただけると幸いです。