本書は僕こと有坂汀がツイッターで垂れ流した「つぶやき」の内、2013年分を収録したうえ、書き下ろしのエッセイを加えた「ディレクターズカット版」第4巻です。これでも10万字を超える分量です。
我ながらよくもまぁ、毎年懲りずに自分のツイッターから「独り言」の部分を編集して一冊の本に仕上げているものだなぁと、半ばあきれているのですが、その一方で自分の精神的な「備忘録」となっている感がある「ミギワノコトノハ」シリーズの第4巻です。
この本を執筆、並びに編集を行っていたのは2016年のことでありまして、約3年の「ラグ」があることに加えて、この1年間は本チャンで書いていた自身初のノンフィクションであり、8冊目の拙著『斜めからの視点に立つ~釧路公立大学下山ゼミ生・学生団体SCANたちと分け合った日々~』と同時進行でありまして、
『斜めから―』の執筆が行き詰まると
「よっしゃ、『ミギワノコトノハ』をやるか。」
と切り替えて制作作業を行っておりました。
改めて僕の2014年を振り返ってみると
「いろいろあったなぁ…。」
と感慨深くなる一方で、先の見えない苛立ちがそこかしこにうかがえ(それは今でもそうかもしれませんが…)、「生々しい」自分がいるのだなと、そんなことを思ってしまいました。よろしければ皆さん、ご笑覧を賜れば、幸甚に思います。