「みる」について

私事ですが、二十数年にわたり、合計4匹の猫と暮らしてきました。 自分にとって猫の印象的な姿は、窓辺でひたすら外の景色を眺める姿です。 しかも何もない(ように見える)ところを、じっと見ていることがしばしばでした。 きっと人間には分からない視点でものを見ているのだろうと 不思議に思っていました。そこからこの絵を描いています。

22歳でこの世を去った猫をモデルに、そして現在4歳の猫の毛の生え方などを参考に、何かを見ている時の猫の真剣な表情を描きました。 ご覧いただいた方がそれぞれの猫を思い浮かべていただけたらと、あえて具体的に猫の色や模様は限定せず、ぼやかして描いています。

背後に描いた鳥はアトリという種類です。冬、シベリアから群れになってたくさん渡ってくる鳥です。

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