◆イスカリオット
HO1に深く関わりのあるキャラクター。赤髪で図体も背もでかい。HO1と同じ大犯罪者の息子であり、貧民街でHO1と共に生きてきた。正義の道に進むHO1とは真逆で、この時代で生きていくために悪行を厭わない。
3話の時点でロンドンの貧民街を牛耳る大盗賊に成り上がっており、HO1の敵として立ちはだかる。
▮HO1の相棒(イスカリオット)が、HO1が巡察隊へスカウトされたことを相談された際のセリフ回し
イスカリオットの心情は、自分が大盗賊になるための証明としてHO1と対立し勝つ必要があるため、HO1が巡察隊に入ることに賛成します。もちろんイスカリオットは巡察隊には入りません。
▽巡察隊についてどう思う?
「別に批判するつもりはねえが、そいつ(ヘンリー)は巡察隊を作って一体どうするつもりなんだろうな」
「ただの正義感で泥棒どもの時代を終わらせる気なのか、単なる恵まれた奴の気まぐれか」
「どっちにせよ、もしその巡察隊ってのが上手くいけば、ロンドンに暮らす人間の大半が生き方を改めるしかなくなるだろうよ」
▽迷ってる
「お前向きな仕事だと思うけどな。噂のシーフテイカー様の腕の見せどころだぜ」
「シーフテイカーとしてここらイーストエンドでお前の名前を知らねぇ奴はいねえし、こんな少ない報酬じゃなく仕事にも就けて固定給が貰えんなら、俺だったら願ったり叶ったりだと思うけど」
「それに、お前が巡察隊側に着くんなら、こっちもこっちで情報もらえて泥棒捕まえんのに動きやすいしな」
▽イスカリオットはやらないの?
「俺はパス。どうにも合わねぇんだそういうのは。そもそも俺はスカウトされてねえし」
▽一緒に入ろう
「おいおい、まだ巡察隊がどんな代物かもわかんねェのに二人揃って賭ける気かよ」
「そんなにお前に話を持ってきた判事を信用してんの?」
「わざわざ2人一緒に入隊しなくてもいいだろ。お前が巡察隊で情報もらって、こっちはこっちで捕まえる、…ってやってもらった方が、俺は助かるわ」
「満月の日に、たまにそっちの動向教えてくれよ」
▮3話 HO1と敵対する形で満月の日に再会した時のセリフ
「よォ HO1、いい夜だな」
▮3話 HO1に悪行はやめろと止められる
「俺はなァ HO1。お前の考えが、お前らの考えがずっと理解できねぇんだ」
「俺は、犯罪者の息子に生まれたことを恥じてなんかいねェ。クソッたれなこの街で、生きるために食い物を盗むのは悪いことか? ここで暮らす人間の殆どが、一度や二度は盗みに手を染めてる。それなのに、奪われた時だけ被害者ぶって、みっともねェったらありゃしねぇ」
「奪われたなら、奪い返す。強い者が全てを手に入れられる。最高じゃねえか!その生き方で何が悪い」
「お前にとっちゃ犯罪者の生まれは汚点なんだろうが、俺にとっちゃ誇りだ」
「相棒なんだ、俺が考えてることくらいわかるだろ?」
「拳を握れよ、巡察隊のリーダー。止められるもんなら止めてみな」
▮エンディング
HO1が相棒(イスカリオット)を捕まえ、絞首刑となる直前の会話
▽HO1が最後の会話をした後、相棒の最後の遺言
※HO1もイスカリオットも犯罪者の生まれで、元々は貧民街で泥棒や泥棒捕りをして生きていた身です。
「焦るなよ。お前がどれだけ英雄になったとしても、俺は地獄で待ってるからよ」
「また会ったら一緒にジンでも飲もう、HO1」
▽HO1が相棒を逃がそうとし、判定に成功
「いいのか?今まで積み上げた名声も地位も巡察隊も仲間も信頼も全部捨てて、こんなことして」
「俺がここを出たら、ロンドンにもうお前の居場所はないぜ」
※イスカリオットの心情として、HO1と生きる道が別たれていることは覚悟をしていましたが、本心は共に生きることができるのであればそれ以上のことはありません。
全てを投げうって悪の道にHO1が進むのであれば、彼はそれを受け入れます。
▽頷く
あなたたちは牢屋を離れ、迷路のような暗い牢獄を歩き、1つの木の扉へとたどりつく。
彼は足枷を使って扉を蹴り破り、あなたへと振り返る。
「一緒に来るか?HO1」
その夜。1 人の大盗賊と正義の象徴は姿を消した。
ロンドンにはもう、彼らの行方を知る者はいない。
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