【同人誌】無くなったはずの未来…
※モノクロ扉の話数ロゴはデザイン弓也様(X @wellburning )です。
表紙タイトル、本文は霖雨亜樹(sungen)。 白黒イラストはアナログペン入れ+デジタルトーンです。
【鶴と月と宵の狭間】 本文、挿絵、表紙、タイトルデザインもしました。表紙絵は初めは無しの予定だったのですがやっぱ描くかとなって二日で描いた(^^;) 挿絵も無しの予定だったのに気が付いたら描いていました。謎。
【閃光星 -FlareStar-】
本文、挿絵、表紙絵を描きました。
430Pの長編本。続刊予定あり。
【挿絵付きの本を作るには】
InDesignがないときついです。ありがとうInDesign。すっかり仲良くなりました。
1、まず本文を書く
2、表紙絵を描く
3、挿絵を頑張る
という感じですが、挿絵の枚数が多いとそれだけ時間掛かります。
悲しい。
4、誤字チェック
ページが多い本の時は、誤字チェックが大変なので、表紙デザインはデザイナー様にお願いすることが多いです。少なかったら自分で適当に作ります。目次、扉などはだいたい自分で文字入れます。
【閃光星 の挿絵の制作期間について】
ブログに解説付きの記事があります。ブログには下絵、ペン入れ状態などの画像があり分かりやすいかも。
https://sungen2.hateblo.jp/entry/2024/01/28/185841
以下、記事より。
sungen、今回は挿絵、割といっぱい描いていたみたいだけど、実際どのくらいのペースでやってたの?ってなると思います…いやそんなの気にする方はいないかな。地獄を覗く気はありますか…?(^^;) 作る労力は知らない方が本当に幸せだよなぁと思いつつ、振り返りって事で書いてみます。
まず、挿絵をやるには本文が必要です。
これ…。まあなんというか、なんか本文はできていた。過去の私が頑張って書いた。
とりあえず本文出来たところから挿絵がスタートです。
ただ今回は、2023年明けからアンソロ原稿があったので、スタートが遅れました。それがなかったらもう少し早く始めていたと思うけど、まあこれは仕方ない。
今回の表紙絵はかなり進捗ヤバかったのはまあ、置いておこう。
分かりやすく箇条書きにします。 これ、参考にはならないと思います。ペースは人それぞれ、あとお仕事やってる方は中々時間取れないと思う。
■2023年4月10日~5月7日
年明けからやっていたつるみかアンソロ原稿(おまえのいない四日間のやつ(8P)を提出した後、すぐ表紙絵塗り開始。線画は年明け頃にやってあった。偉い。
確か2日くらいに仕上げてのんびりGW明けを待ってデザイナー様に提出。
■GW明けから5月31日までは、挿絵作業は無し。
ちなみに五月末にワンドロ本を入稿しました(^^;) こっちをやっていた。
これここでやったの?何を考えていたんだ…いやでもこれはワンドロなので、描き下ろしをやって入稿しただけです。
ちなみにこれはその時の進捗表を見ながら書いているので正確だと思います。
■6月18日~8月31日
扉絵の下描き終わり。10枚。
これ確か8月20日にイベントがあったから、その準備と並行だったななつかし…。
このへん作業記録が無くて唐突に終わった日しか描いてないのは、あれですね。
宇宙にいたからです。イベントも行ってたし。忙しかったんだろう。思い出せないし。
あ、そういえばアンソロの校正ちょっと手伝ってたかも。
あとクーラー壊れてうぁああってなったな。
ここで下絵10枚やったけど実際は後でもうちょっと足す羽目になった。
■9月8日~ペン入れ開始 ※ここの進捗はまじで頭おかしい
9月8日 湯煙竜胆探し、一話、二話、五話の鶴丸ペン入れ
9月9日 今剣(五話)、兼さん(五話)ペン入れ
9月10日 ずお(五話)、ばみ(五話)ペン入れ、ワンドロ1枚アップ
9月11日 後ろ向く三日月の絵(上の方にあるやつ)ペン。向日葵少し。長義の(^_^)のみペン入れし直し。
9月12日 休み
9月13日 向日葵、背景半分 向日葵終わり …え?終わってる???なんで?終わったらしいです。恐い。
9月15~9月20日 ワンドロのミュージカルオーディション編 あーやった思い出した。
9月21日 ペン入れ。(十話 閃光)
9月22日 ペン入れ 小竜さん
9月23~24 鬼滅ピクスクイベント …だったんだけど、ここはピクスクの問題で中止になりました。休んでた。
9月26日 ペン入れ 二話(加州、小夜、前田)
9月27日 ペン入れ 二話の秋田
9月30日 二話の背景 扉ペン入れ終わり 偉い って書いてある。鶴丸さんのシール貼ってある。
ちなみに簡単な絵からやっていくタイプです。とにかく枚数を稼いでおかないと気分がしんどいので。
ペン入れは一日1枚でやっていきました。今回の絵は背景のあるものが少なかったのでキャラだけなら無理せずそのくらいです。背景ある向日葵は三日くらいかかってるのかな…。
■10月は校正
これも地獄だった。本当にしんどかった。
■11月5日 挿絵ゴミ取り終わり (スキャンしてゴミ取りする作業)
校正の合間にちょっとやってたのかな? 記憶は無い。
■11月7日 挿絵配置 データに配置する作業
■11月8日~ 挿絵トーン 一日1枚 (と描いてあるけどこの日は2枚やったらしい)
■11月9日 山姥切トーン
■10日 休み
■11月11日 長義トーン
■11月11日~12日 湯煙竜胆探し扉トーン
■13日~20日ワンドロ、休みなど あと、かくみかの何かをやっていたらしい
…ってこれあれだ!!恐!!こわいよ…!!ワンドロお題 スイッチ、共同作業、宝石の塗りです…。
■11月21日 一話の扉絵トーン
■11月22~23 三話万屋のトーン
■24日 休み
■25~26 細かい直しとかトーンとかベタとかちょこちょこ
■27日 向日葵畑のベタ
■28日 向日葵畑のトーン
■29日 小竜トーン
■30日 つるみかトーン(多分十話の)
■11月31日 加州 トーン終わり!
これでトーン終わり。
トーン貼りもだいたい一日1枚です。デジタルは楽なのでそのくらいです。
まあでもトーン作業はペン入れに比べたらそんなに負担ではない。一枚3~5時間くらいあれば終わるので。午前にその日の分やってあとは自由、って感じだったと思います。
たぶん、ペン一ヶ月、トーン一ヶ月、って風に、過去の挿絵本の作業ペースから見て配分していたと思います。デジタルトーン始めた珠愈本の時の感じで。
こうして詰めると凄いスケジュールに思えるけど、まあ、一日1枚ならそこまで負担ではないかな。これが2枚とかだと無理だなってなります。
その後はざっくり。
■12月 挿絵が終わったのでまた誤字チェックに戻りました。
校正はやっていたのですが、やはり誤字チェックはまだ終わっていない。
■12月22日頃から~ なぜかしおりのカラー絵を始めてしまう。年末年始はそれとおまけ冊子の編集で潰れた。ひたすら作業していた。
■試し刷り入稿が12月22日
サイズ間違えたやつ(^^;)
■1月11日 本刷り入稿 おつ!!!!
という感じです。だいたい、下絵一ヶ月、仕上げ一ヶ月ずつでやっています。ただ今後は10枚くらい扉絵がある場合は、本文校正を一話ずつやり、扉絵も一話ずつ描いていく感じにしていった方がいいかなと思っています。小説も表紙も挿絵も自分で、とはなかなかの贅沢をしていると思います。
