【コンセプトや作品背景】 時代は明治時代初期。 「散切り頭をたたいてみれば文明開化の音がする」 西洋の文化が入ってきた時にもしハロウィンが伝わっていたら!? ハロウィンの怪しい雰囲気の中、ちょんまげを切りケープを羽織り、時代の変化を装った男が主役です。 提灯には「はろうぃん」と弔いの御札、十字架と数珠、等 和洋が混ざり合った明治時代らしい世界感。 ハロウィンに関する逸話で登場する 「十字架に救いを求めつつ、かぼちゃのランタンを手にこの世とあの世の狭間をさまよう男性」 がモチーフです。(諸説あり) ハロウィンを楽しむのと同時にハロウィンの意味、 また日本の西洋文化の伝来や歴史に興味が広がれば面白いと思いました。 【見てほしいポイント】 ハロウィンらしさ、日本と西洋ハロウィンの組み合わせ、人間か化け物か?という雰囲気。 和洋の組み合わせの妙により増す怪しげな空気感。 男性の無の表情の中の怖さ。 髪や服装、炎のガス燈や牛鍋屋、チョコの文字などの時代感。 女の子がお菓子をかき集めてる可愛い姿もポイントです。