インタビューのときはもちろん事前に調べられる範囲のことは調べ、「こういう話が聞きたい」と質問案は整えていくのですが、それでも現場を訪れてみると、相手のなかに「話したくて仕方ないこと」がある場合もあります。宣伝などではなく、インタビュイーが心から大切にしているもの、伝えたいことがある場合、質問案はいったんすべて捨てます。相手がなにを語りたいかを探り、そこに到達するための質問と相槌をくり返してできたのがこの記事です。
取材後「言葉にしたことはもちろん、言語化できていない考えまで表現してもらえた」とお褒めいただき、その後サービスの契約にもつながりました。