
これがイメージラフ。計画段階です。この時点では尻尾のおわりがありますが、キャンバスに書き起こす過程で威圧感を求め、尻尾が画面に収まりきらない構図になります。

色置き。湿度と濡れ感を出すために寒色をベースにしました。

非常に縦長い作品なので、まじかに見た時に上からの圧力がなかったらいけないとモデリングペーストで立体感を出します。

暖色を少しずつ乗せていき、肉感を出せるように丁寧に薄く絵の具を塗り重ねました。

これは下の部分。下の部分は冷えて血の気がなくなっているイメージなので、とにかく寒色を押し出しながらも生物的な肉感を意識し、時間経過で色褪せた血液を意識した、暗めの赤を沈ませるイメージで。

そして黙々と仕上げ作業に取り掛かる様子。制作時間はおよそ二ヶ月。M50号キャンバス2枚分の作品でした。

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