ビデオテープ（VHS）がもう一人の親友だった小学生時代。 親に買ってもらったビデオの限られた本数分で好きな映画をリアルタイムで視聴して楽しみつつ見返すために録画し、録ったテープを何度も見飽きるまで見返していた。 今ではもう潰れてしまった地元のレンタルビデオ店に借りに行くこともあった。 特に洋画が大好きで人間臭くも真実味を感じる温かく生き生きとしてる人と人の化学反応と共に織りなされるそんな美しい物語にときめく小学生だった。 両親の趣味に由来する影響を強く受けて洋画と音楽を愛するようになり、小学5年生時に日本人の父亡き後、所詮外人と呼ばれるであろうフィリピン人の母から、異文化の地であろうとも構わず自分流で生きる明るい姿を見ながら今に育った。 高校生生活を終え、気が付けば成人しいつの間にかヴィレヴァンでアメコミ担当のアルバイトをしつつ公私ともにマーベルの推し活をしていたが、人間関係や自身のメンタルなどが悪くなり退職。 社会と自分との間の在り方が分からない人生の迷子になってしまい鬱々としたメンタルになった。 しっかりとメンタルを休ませつつ観ていた映画から触発されて自分がこれから何を目指すべきか考え直すことにした。 それから中学生の頃からやりたかった音楽活動をちゃんとやるべきだと発起し、人生をかけた覚悟をもって再挑戦し始めることを決意。 例え将来的に地獄が待っていようとも、自分のやりたいことをやる人生に悔いが無いならそれこそ最高の人生である。 そして今、アルバイトで活動資金を稼ぐ形でまた社会に復帰し Synthwaveという80年代の洋楽ポップソングを現代化した海外人気ジャンルを用い、 まるで80年代のドラマチックな映画を観ているかのように暖かく 心に寄り添って癒し励ます音楽を作って活動中。 自分と他者を許し大らかに生きることの大切さ、 そしていつの世にも変わらず人間臭い温かさを守り伝えたいために光を届けます。