若き日本酒蔵の闘い――福島の希望を背負い、東日本大震災から誕生した美酒|関友美 / 日本酒のひと
この文章は宣伝会議「編集・ライター養成講座47期(2023-2024)」の卒業制作として執筆したものを一部変更・修正したものです。※2023年12月に取材をおこなっています。 日本酒王国として名高い、福島県。 どの酒を飲んでもみずみずしく綺麗で、料理と一緒でも単体でも心を潤してくれる。人気銘柄に続き、福島酒の地位を揺るぎないものにしたのは、2011年に発生した東日本大震災をきっかけに酒づくりをはじめた若き蔵元たちだった。彼らは26歳で酒蔵の未来や福島の復興など背負い、闘い抜き、圧倒的な功績を残してきた。同い年の筆者は、彼らの活躍を間近に見てきた。 11年経った今だから聞ける当時の現
https://note.com/sekitomomi/n/n3ce53ea1046b