社長に「お前が決めて進めるんだ」と言われることで、経営者の覚悟が身につく──クルーズ小渕宏ニが、新卒間もない若手に伝えていること【連載 上場企業の社長から “課題解決”を学べる 事業家集団】| FastGrow
「若手にも大きな裁量権を与えます」──就職活動中、この言葉に「もう聞き飽きた!」と食傷気味になっている読者は少なくないだろう。実態としても、採用活動を優位に進めるための謳い文句として使われているだけで、内実が伴っていないケースもある。そんな中、若手に“社長と同等の権限”を与える企業があるという。その企業とは、『SHOPLIST.com by CROOZ』(以下、SHOPLIST)を展開するCROOZ SHOPLISTである。同社は現在、クルーズグループの主要事業であるSHOPLISTの停滞を受け、代表取締役社長である小渕宏二氏が陣頭指揮を執り、同事業のV字回復に取り組んでいる。そのプロセスの根幹が、現場から徹底的に課題を吸い上げ、その解決を小渕氏と同等の権限を持ったメンバーが推進していく「重要プロジェクト」という仕組みだ。重要プロジェクトのオーナーは、入社間もない若手メンバーであっても、年次関係なくアサイン。オーナーは、小渕氏と密にMTGを重ねながら、売上に数億円〜数十億円規模のインパクトを与えうる意思決定を繰り返すことになる。本記事で登場するのは、入社4年目にして複数の重要プロジェクトのオーナーを務める、三宅遼氏と畑中庸平氏だ。社長と同等の立場でプロジェクトを推進する2人の姿からは、事業づくりにおける「意思決定力」の重要性が浮かび上がってきた。
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