人工衛星の「光害」は、社会に何をもたらすか 国立天文台・平松正顕さんインタビュー|国際社会経済研究所(IISE)
米スペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を筆頭に、民間企業による人工衛星の打ち上げが加速度的に増している今、天文学者の間で「光害(ひかりがい)」に懸念の声が高まっている。人工衛星に太陽光が反射して天体望遠鏡に写り込むなどして、天文観測に大きな支障をもたらしかねないとするものだ。 長野県野辺山から夜空を撮影した天体写真に、スターリンク衛星の 航跡(左上から右下へ走っている光の筋)が写り込んだ様子 Credit:国立天文台 「影響は天文学だけではありません。2030年頃には10万機ぐらいの人工衛星が飛ぶ世界になるでしょう。そうなると私たちが見ている星空が、これまでとは質が違うものにな
https://note.com/nec_iise/n/n5b38c31ff08d