あえて上場しない──次々と共創型イノベーションを生み出すRelicに学ぶ、縦横無尽のゼブラ型スタートアップ経営 | FastGrow
「新規事業開発・イノベーション創出支援」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか。「フレームワークや理論を伝えるだけ」、あるいは「自分たちでは事業をやったことがない」「コンサルティングだけでリスクを取らない」といったネガティブな像も思い浮かぶかもしれない。しかし、本記事で紹介するRelicはそれらの先入観を覆す企業だ。Relicは、新規事業開発支援に特化したSaaSを提供する「インキュベーションテック」、新規事業開発を一気通貫で支援する「事業プロデュース」、投資やJV、協業を通じて事業を共創する「オープンイノベーション」の3事業を展開している。その特徴は、戦略の立案から事業の立ち上げ、グロースフェーズまで、一気通貫で新規事業開発に関するトータルソリューションを提供している点だ。代表取締役CEOの北嶋貴朗氏は「世界でも類を見ない唯一無二の方法で、新規事業開発やイノベーション創出に挑んでいる」と語る。なぜ、Relicは競合他社にはできない、一気通貫した事業創造支援を実現できているのだろうか。株式の発行によって資金を調達し、事業を成長させ、上場を目指す──そんな“市場原理”の重力から解き放たれ、ビジョン・ドリブンでイノベーション創出を追求し続ける、ゼブラ型スタートアップ経営に迫る。
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