自分の“好き”を思い出す。FFF-S受賞の福岡佐和子監督が映画『スミコ22』で描いた、日常の尊さ
「自分の感覚が、いつの間にかひどく曖昧なものになっている」。映画『スミコ22』は、ぼやけてしまった自分の感覚を思い出すために、主人公が自分自身と向き合う物語です。「自分とたしかに過ごす毎日。」のキャッチコピーのとおり、自分の好き嫌いや得手不得手を無視せず、心の機微を繊細に感じ取る主人公の姿が丁寧に描かれています。 映画のもとになったのは、福岡佐和子監督の実際の日記。当時を振り返り「あの時期は気づいたら泣いていて、涙の理由も自分では分からなかった」と、福岡監督は話します。 「フェローズフィルムフェスティバル学生部門(以下、FFF-S)」の受賞者でもある福岡監督。FFF-Sは、クリエイターズステーションを運営する株式会社フェローズ主催の、学生のための映画祭です。『スミコ22』に込めた思いや撮影中のエピソード、そして受賞経験のあるFFF-Sについ
https://www.creators-station.jp/jobcat/broadcast/224554