需要はあるのにペイしない…小売企業にとって目下最大の課題「自社EC配送の人件費問題」をWoltはどう解決するのか | Japan Innovation Review powered by JBpress
フィンランドに本社を構えるフードデリバリー企業のWolt Japan(以下、Wolt)は、「ラストワンマイル」の商品配達を担う法人向けプラットフォームサービス「Wolt Drive」を展開している。コロナ禍でネットスーパーをはじめとするECの買い物が定着したが、センター・店舗から配送先まで商品を届ける配達員が不足している。商品の供給者である小売店にとっては、配達員の人件費を上回るだけの利益を確保するのが難しいという現実がある。つまり、需要はあるのに、利益が出るビジネスモデルをつくることができていないのだ。Woltは小売店のこうしたジレンマを、単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」が配達を担うサービスを展開することで解決しようとしている。Wolt Driveはどのようなサービスなのだろうか。Wolt Japanドライブ事業本部長の安承俊氏に話を聞いた。
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