札束を手に|稲本琢仙
※この文章は、日本仕事百貨のニュースレターに寄稿したコラムを加筆修正したものです。ニュースレター登録はこちらから。 人生にはいろんなドラマがあります。 先日は出張先のとある大きな駅で、ベンチに座るカップルを発見。いつもならとくに気にしないけれど、どうやら修羅場のよう。女の人が涙を流しながら男性に何かを訴えかけていて、すっと鞄から取り出した手にはなんと札束が…。 なにか揉め事があったのか、別れる直前なのか、はたまた復縁する話なのか。数メートル先で展開されているドラマに、ついつい気を取られていました。 現実は小説より奇なり、と言ったりしますが、まさにそうだなぁと、インタビューの仕
https://note.com/tyui/n/nff07b8c18ecb