「質疑応答」がしんどい──その要因を徹底解剖したら、奥深い現代組織の問題が見えてきた|安斎勇樹
セミナーや授業、ミーティングなどの最後に、必ずといっていいほど設けられる「質疑応答」の時間。 この「質疑応答の時間があまり得意ではない」という人は、けっこう多いのではないかと思います。 たとえば、授業やセミナーで「質問ある人?」と講師が聞くも誰の手もあがらず、「じゃあ、しょうがないな」と誰かを指名し始める。参加者たちは「当たりませんように」と祈りながらも、万が一当てられてしまったときに備えて必死に保険の質問を考える——この何とも創造的でない時間。誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。 あるいは、「『何か質問はありませんか?』と聞くのも聞かれるのも嫌だ」「わからないこ
https://note.com/yuki_anzai/n/n70cc3dabb53e