【Beauty And Style】色に飽きたら、白であか抜ける
色柄満載のカオティックな2019年春トレンドから、服とメイクの新しいミックス&マッチを探る連載「Beauty And Style」。村松朋広=メイクアップ・アーティストがいま気になる色を起点に、フリースタイルで描き出すシリーズ3回目のテーマは「引き算の美学」。ナチュラルだけど、ぼんやりしがちなワントーンメイクを極めるヒントがここに。頬骨下からフェイスライン、おでこ、アイホール、ノーズシャドウ、あごの先。いつもならワントーン暗く落とすべきシェーディングゾーンに、明るいピンクベージュを巡らせたワントーンのルック。どこかに締め色を加えたい… ところを今一度踏みとどまって、さらに明るい白でアイメイクとネイルを統一。「ワントーンメイクのコツは、どこかにポイントを置くこと。そうすれば印象にメリハリがついて、色の魅力が引き立ちます。たとえば強い色を目元に入れても引き締まりますが、今回はあえてマットな白にまとめ、より洗練された美しさを目指しました。もうひとつのポイントは赤リップ。こちらもマットな質感が、春の旬を伝えてくれそう」(村松)
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