「私が倒れても、仕事に行きなさい」就職したばかりの娘にそう言い聞かせる母の真意 不本意な生き方をしてはいけない
母と娘の対話を通して認知症の祖母が記憶を失くしていくことの意味と、ある種の救いについて描き出した絵本『いつかあなたをわすれても』(絵=オザワミカ/集英社)。作者の桜木紫乃さんは、48歳のときに直木賞を受賞。その後も家族をテーマに多くの作品を発表し、精力的な作家活動を行っている。そんな桜木さんが娘や息子に言い聞かせていることとは――。
https://president.jp/articles/-/45003