“夢と現実をつなぐ鳥”が意味するものとは?クライマックスに相次ぐ“祈る声”【木曜ドラマ】 | TRILL【トリル】
「私たち以外、時間が止まっているみたい」……7話の旅先でのシーンで、澪(瀧本美織)がふと口にしたこの一言は、耳に残るほどに美しく、そして不穏だった。まるで世界にふたりきり。優しく穏やかに見えた時間のなかで、夫・神城真人(成宮寛貴)が問いかけたのは「俺が一緒に死のうって言ったら、一緒に死んでくれる?」という、甘く、そして致命的な“愛の選別”だった。物語はいよいよ佳境へ。木曜ドラマ『死ぬほど愛して』第7話は、これまで蓄積されてきた“異常な愛”の静かな爆発と、それを彩る巧みな演出によって、視聴者に強烈な余韻を残した回だった。
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