下手になるほど自由な気持ちが湧き出してくる。美術家・横尾忠則、88歳の新たな挑戦 – 世田谷美術館「横尾忠則 連画の河」レポート │ QUI - Fashion & Culture media
「年齢とともに絵は下手になる。ただ下手になると、下手でいいんだという自由な気持ちが湧きだしてくる。」88歳となる美術家・横尾忠則は、そう語る。グラフィックデザインから油彩画までを手掛け、長年にわたり第一線で活躍し続けるアーティストは、今、視力や聴力の衰えで思うように描けないジレンマを抱えながらも絵画と向かい合い続けている。世田谷美術館で開催中の展覧会「横尾忠則 連画の河」は、そんな彼が約2年をかけて描いた最新作64点から、新たな挑戦の歩みをたどる展覧会だ。
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