「上場前のラクスル」を経験したいなら、未完の大器「ダンボールワン」に行け!──ラクスル福島氏が解説する、成長続けるBtoBプラットフォームに必要な“3要素”とは | FastGrow
2020年11月、あるニュースがスタートアップ界隈に舞い込んだ。印刷や広告、そして物流のtoBプラットフォーム事業を手掛けるラクスルが、石川県金沢市に本社を置く、ある企業への出資と業務提携を発表したのだ。その企業はダンボールワン。同社の前身である能登紙器の創業は1978年。以来、地域密着型のダンボール製造業を営んできた企業だ。ラクスル と提携した時点では、事業内容も大きく変え、2017年以降、梱包材プラットフォームである『ダンボールワン』を展開している。ダンボール製造会社、梱包材メーカーと提携し、業界最大規模の工場ネットワークを構築。機械の非稼働時間を活用することで、製造コストを大幅に削減することに成功した。そのため、低価格で梱包材を提供することが可能となり、多くのユーザーからの支持を集め、2018年からはダンボール・梱包材販売領域において国内ナンバーワンシェアを維持し続けている。そんなダンボールワンを牽引するのが、同社の代表取締役を務める辻俊宏氏だ。辻氏が築き上げたダンボールワンに惚れ込み、提携のプロセスを主導したのがラクスルで取締役を務める福島広造氏である。本記事では福島氏と辻氏の対談をお届け。辻氏はいかにして「入社時はパソコンが1台もなかった」という一介の中小企業を気鋭のスタートアップに変貌させたのだろうか。そして、福島氏が「ラクスルを超えるポテンシャルを持っている」と語る、ダンボールワンの魅力に迫る。
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