「1秒で仕事に就ける世界がつくれるまで、Indeedは成功したと言えない」──Indeed買収の軌跡とPMIノウハウを、XTech西條氏がリクルート出木場氏に訊く | FastGrow
グローバル市場で勝てるスタートアップをいかに生み出すか──スタートアップ界隈のみならず、国としての重要なテーマの一つだろう。海外進出を果たすスタートアップは増えているが、GAFAのようにグローバル市場の覇権を握るスタートアップが国内から生まれていないことは紛れもない事実だ。グローバル市場でプレゼンスを発揮する企業を生み出すべく、スタートアップの経営者たちは何を考え、どんな戦略を取るべきなのだろうか。そんな問いへの答えを探るべく、XTechは2021年3月25日、「Indeedの経営から学ぶスタートアップの事業を急成長させるポイント」と題したオンラインイベントを開催した。本記事では、登壇者であるXTech代表取締役CEO西條晋一氏と同年4月にリクルートホールディングス(以下、リクルートHD)代表取締役社長兼CEO(イベント開催時は同社取締役兼副社長執行役員)出木場久征氏の対談内容をレポートする。出木場氏はリクルートHDが買収した、求人情報検索エンジン『Indeed』を展開するIndeedのCEOを務め、同サービスを世界60ヶ国以上で利用され、月間ユーザー数2億5,000万人を誇るグローバルプラットフォームにまで成長させた実績を持つ。一方の西條氏は、ベンチャーキャピタリストとして数々のスタートアップの成長を支援し、自らも起業家として複数の事業会社を成長に導いてきた。イベントでは西條氏が聞き手として、出木場氏にIndeed買収の経緯や、同氏が持つ経営哲学を聞いた。日本を代表するグローバルカンパニーの1社であるリクルートHDを率いる新リーダーが語る、企業経営の要諦とは。
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