朝ドラで“セリフのない初登場”から視線を奪った存在感「表情で訴える演技が好き」耳を澄ませたくなる“名女優の凄み” | TRILL【トリル】
俳優の声は、姿や表情以上に記憶に残ることがある。朝ドラ『あんぱん』でヒロイン・のぶ(今田美桜)の茶道の弟子、中尾星子を演じる古川琴音は、その代表例だろう。彼女の声には、子どものようなあどけなさと、大人の余韻が同居している。真っすぐで可憐な響きが、聞く者の胸に澄み切った光を差し込む一方で、どこか謎めいた影を漂わせる。その独特のバランスこそ、古川が放つ“声の魔法”である。『あんぱん』初登場時はセリフがなかったものの、SNS上ではすでに「キラキラした表情だけで魅せる」「表情で訴える演技が好き」と話題になっていた。
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