11年前、吉高由里子主演の朝ドラで“夢半ばで消えた若者”として出演していた大人気俳優、短い登場でも確かな存在感 | TRILL【トリル】
NHK連続テレビ小説『花子とアン』は、主人公・村岡花子(吉高由里子)が翻訳家として『赤毛のアン』を世に送り出すまでの半生を描き、平均視聴率22.6%という大ヒットを記録した朝ドラだ。言葉や文学の力を信じて歩んだ花子の姿はもちろん、多くの視聴者を惹きつけたのは、個性豊かな登場人物たちである。そのなかで、花子の夫となる英治(鈴木亮平)の弟・村岡郁弥を演じた町田啓太は作品を印象づけたひとりだ。わずかな登場ながら、翻訳のきっかけを花子に与え、そして震災で命を落とすという運命を背負った郁弥。まさに“もう一人の影”として物語に深い余韻を残したのだ。
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