Visaのタッチ決済が、次のキャッシュレス社会のカギを握る!?──日本初となる“シームレス決済”を、三井住友カードはいかにして実現したか? | FastGrow
2021年4月、関西国際空港と大阪の代表的な繁華街・なんば、世界遺産高野山などを結ぶ路線で知られる南海電鉄で、Visaのタッチ決済を利用した新たな乗車方法の実証実験が始まった。タッチ決済機能のあるクレジットカードやスマートフォンを専用改札機にかざすだけで、改札の通過・運賃の精算ができ、電車に乗れるようになったのだ。簡単に言えば、Suicaなどの交通系ICカードと同じようにクレジットカードを使うイメージだが、2025年には大阪万博も控える中、交通系ICカードを持たないインバウンド観光客の新たな決済インフラとして、大きな注目が集まっている。タッチ決済の自動改札機導入としては、日本初の取り組みとなるこのプロジェクトに営業として参画したのは、三井住友カード・大阪営業一部の塩村文茄氏。実はまだ新卒入社5年目、26歳の若手社員だというから驚きだ。一見“お堅い”イメージもある大手金融企業において、彼女はどのようにしてこの前例のないプロジェクトにチャレンジし、リリースまで漕ぎ着けられたのか。塩村氏に入社からこれまでの軌跡について伺いつつ、三井住友カードで「若手が活躍できる秘密」に迫った。
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