時系列を把握してる書き手は強い/「三体」を読んで|池田 アユリ@インタビューライター|note
最近、長編のSF小説「三体」を読んでいる。いよいよ最終章の後半にさしかかるところだ。 きっと誰もがそうなのだろうと思うのだが、小説を読むときは映画を見るような気持ちで情景をイメージする。登場人物は、韓国俳優やよしもとの芸人など。頭の中だから、国の枠を超えられる。ワールドワイドに役者たちが魅力的に立ち回る。 三体――。実は、これまでSF小説を読んだことがなかったので、正直読むことに抵抗があった。全世界累計発行部数2900万部を記録した小説。興味がありつつも、苦手なことや知らないことに手を付けるのが億劫になっていて、読みたい気持ちを放置していた。 ある日、好きな小説家がYouTube
https://note.com/amayuri4/n/n3836a7fefddf