少子高齢化が進むなか、「保険」は斜陽産業か?ソフトバンクも注目するグローバルInsurTechトレンド | FastGrow
グローバルでの市場規模は約540兆円と、世界的な巨大産業である「保険」。国内だけでも、生命保険と損害保険を合算し、40兆円以上の市場規模を誇る。産業としての歴史も長く、その起源を古代ギリシャ時代に求めるものもある。巨大市場と長い歴史を有する保険業界は、いま、激変期を迎えている──テクノロジーによって保険業界を変革する、「InsurTech(インシュアテック)」が勃興しているのだ。InsurTechは、北米を中心に発展し、日本でも存在感を発揮しはじめている。「旧態依然とした慣習が残る保守的な業界」というイメージは、すでに過去のものだ。人口減少によって縮小が予想されている業界“だからこそ”、多くの企業が生き残りを賭け、大胆なチャレンジを行なっている。本記事では、海外の事例も交えながら、InsurTechの現在地を探る。一般に、「X-Tech」と呼ばれる領域はスタートアップが牽引する印象も強いが、ことInsurTechに関しては事情が違う。長年、保険業界をリードしてきた「大企業」もイノベーションの担い手となっているのだ。スタートアップから大手保険会社まで、群雄割拠のInsurTech市場の最前線をリポートする。
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