ライターになった自分から、大学時代の私へ|宮内伽羅-みやうち から-|note
文章に対する後悔 もっとたくさん文章を残しておくべきだった。ライターになって7カ月目の私の一番の後悔だ。 文章を紡ぐ仕事に就くまで、私の中で一番の表現技法は言語でも美術でもなく「音楽」だった。 私の中で音楽は、考える前に心で感じるもの。 目に見えないのに、言葉では言い表せない情景やディティールを心の手で触れられる最強の「表現技法」。 音大時代の私はとにかく音を紡ぐことにだけ注力し、一番人生で一番貴重で多感だった時期の言葉を残していなかった。 残せる芸術と残せない芸術 音楽は「生」の芸術。 心に移入する力はあるものの、残せない。 もちろん録音すれば残せないことはないが、奏者が
https://note.com/kara_write/n/n3d585e605dd3