綾部市にある伝統工芸品「黒谷和紙」は、質や歴史など貴重な価値を持っているが、少子高齢化による後継者不足が問題になっています。しかし少子高齢化の根本的な解決は難しいため、私たちは和紙の生み出す柔らかな光にIoTを組み合わせたIoTインテリア「あやなす」で魅力を伝えることにしました。本研究を進めるために、「あやなす ~黒谷和紙とIoTによる綾なすインテリア~」という題目でプロジェクトチームを立ち上げ、今年の4月から総務省の主催する高専ワイヤレスIoT技術実証コンテストに応募しました、応募倍率は10倍で難関だったものの2回の選考の結果、無事採択を受け7月から300万の研究予算をもとに開発及び実証が始まりました。現在は、福原表具店の支援を受けながら試作品の開発を進め1月からゲストハウス:SAIKAANでの展示に向け展示を行っています。
(受賞・取材歴)
「高専ワイヤレスIoT技術実証実験」採択
2019年7月3日
舞鶴市民新聞1面掲載(2019年12月24日)
京都新聞掲載(2020年1月17日)