木材の良さを最大限に生かした省エネ住宅を基盤に
林業の未来に貢献する事業を展開 | 未来テクノロジー | Hama Tech Channel
いわき市にある株式会社木の力は、高気密・高断熱の木造住宅に特化した工務店だ。北欧に学び、太陽光発電や蓄電池などと組み合わせて、電気代がほとんどかからない省エネルギー住宅を実現。木材を縦に並べる縦ログ構法を進化させ、気密性を高めた「ログブリッドⓇ」という建材も独自開発した。地元いわき産を中心に国産無垢材を多用する。木の持つ優れた特性を数値化・可視化することで、木造建築の良さの広報に努めるほか、林業の衰退を食い止め山村の維持に貢献すべく、空き家の管理・再生にも着手。リフォームした古民家の一部は、自らベーカリーカフェとして運営する計画だ。志賀正敏社長はさらに、そうしたビジネスに興味のある人へ再生物件を賃貸し、活躍のステージを提供したいと語る。いわき市鹿島町にあるモデルハウスに志賀社長を訪ね、これまでの取組みや今後の展望をうかがった。
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