新規事業を“形だけ”にしないために。アフラックに学ぶ、コアバリューを体現するオープンイノベーション | FastGrow
大企業の新規事業は、既存事業とのシナジーを生み出せず、“形だけ”になってしまうことも少なくない。その要因のひとつとして、企業理念やビジョンが反映されていないことが挙げられるだろう。では、企業理念やビジョンに紐づいた新規事業はいかにして可能となるのか。そのヒントは、アフラックがローンチしたSNSサービス『tomosnote(トモスノート)』から得られるかもしれない。tomosnoteは、「がん経験者支援プラットフォーム」の第一弾として生まれたSNSサービス。「出会う」「記録する」「共有する」「情報を得る」の観点から、不安や悩みを抱えるがん経験者と家族をサポートするものだ。2017年のがんによる死亡者数は、国内で約37万人。罹患者数は110万人を越えるとされており、「国民病」とも呼ばれている。その現状に立ち向かうべく、アフラックが創業50周年に向けて策定した「Aflac VISION2024」で掲げた「『生きる』を創るリーディングカンパニー」への第一歩として、tomosnoteが生み出された。「患者の声」に耳を傾け、多数のステークホルダーを巻き込みながら、サービス開発は推進された。その経緯を紐解くと、コアバリューを体現する新規事業づくりのポイントが浮かび上がってきた。
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