風刺を利かせて数十年 知る人ぞ知る長寿4コマ
なんの気なしに気軽に読め、新聞や雑誌、一時は4コマ専門マンガ誌が活況を呈すなど、日本のマンガ文化とは切っても切れない存在の4コママンガ。本稿では図書館や書店、デジタルメディアを駆使して捜索し、「誰もが知る」ものではなく、「意外と知られていない長寿連載」の4コママンガに焦点を当て、その裏側も探ってみた。
新聞や雑誌の一部に掲載され、昔から何かと目にする機会が多い4コママンガ。『コボちゃん』(植田まさし/読売新聞)や『地球防衛家のヒトビト』(しりあがり寿/朝日新聞)といった著名な作品は数あれど、知る人ぞ知る長寿4コママンガも数多く存在する。そもそも4コママンガとは、言うまでもなく“4つのコマ”で構成されたマンガを指す。非常にシンプルな表現だが、起承転結をベースとした短いコマ数だからこそ、作家の巧みな構成や表現力も際立つ。今回はそんな数ある4コママンガの中でも、マンガ誌を除き、全国紙から地方紙、雑誌や機関誌などに掲載されているマニアックな長寿連載を大調査。また、作家本人にも直撃し、創作の源泉や知られざる裏側について話を聞いた。
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