【短編小説】イカロスの翅【SF×Al】|ラム|note
昔、イカロスという若者がいた。 彼は空を飛ぶことを夢見、蝋で固めた翼で空を飛んだところ太陽に接近しすぎて翼は溶け、墜落して死んだという。 この物語が何を意味するのか……それはこれから語る話に耳を傾けてくれたら分かるかもしれない。 あるところにプログラミングの天才がいた。もっとも本人はそのことに無自覚だったが。その天才の名は暦。 正義感が強いことから法学部に進み、真面目に勉強し、念願の弁護士となった。 弁護士としてはうだつが上がらないまでも、本人はやり甲斐を感じ、生き甲斐に思っていた。 しかしある時だった。 「え!? リストラ? どういう事ですか!?」 「君の仕事よりA
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