類稀なる軌跡を辿った日本酒が示す、熟成酒の新たな可能性
氷温熟成と、フレンチオーク樽熟成。ふたつの熟成を組み合わせるという類を見ない方法で製造された『礼比』は、「日本酒の熟成には可能性が眠っている」と信じる強い熱意と、実直なまでに熟成と向かい合う造り手の姿勢から生まれました。 氷温熟成とは、言わばコールドスリープ。それゆえに、熟成の歩みも、味わいの変化もなだらか。13年間という途方もない歳月をかけて、繊細ながら複雑性ある味わいへと深まってゆくその様相は、日本酒のもつ神秘性を訴えかけ、同時に「時間がもつ価値とは」という問いも私たちに投げかけます。
https://jp.sake100.com/blogs/story/2304-raihi