羽球プライド/星名 泉花
高崎 柚希はバドミントン部最強シングルス。
目指すは全国大会出場だ。
しかしある日、顧問が柚希をダブルスに指名する。
反発しながらも相棒となった真綾とともに練習に励むが、柚希にはダブルスとして致命的な欠陥があった。
それを克服しようと二人で練習し、練習ノートを積み上げていく。
努力は絶対報われる。
そう信じてダブルス最強を目指していた。
「勝負して。私の決着のために」
……こんな戦いがしたいわけじゃなかったのに。
「こんなふうにっ……勝ちたかったわけじゃないっ!!」
ーー私と真綾だけが泣けず、みんなが泣いた。
これは中学生の部活に青春をかけたプライドのお話。
https://estar.jp/novels/26091500