判断保留の態度で、疑問をいかに楽しめるか? 若新雄純さんと手塚マキさんに聞く、社会を観る思考プロセス|佐渡島庸平(コルク代表)
編集者にとって欠かせないもの。それは、社会への観察力だ。 起こっている事象から、社会の変化や時代の流れを汲みとる。それがコンテキストを生むことであり、読者に寄り添う作品を創ることに繋がる。そして、観察で大切なのは、先に結論を決めずに、「判断保留」の態度で接することだ。 ただ、多くの人は常識というフィルターがかかった色メガネをかけて、物事を観察しているように感じる。そうではなく、まずは主観を排し、物事をありのままに見つめ、その背後にある「面」を捉える。 先日、この社会を観る際の思考プロセスについて、慶応義塾大学でコミュニケーション論を教える若新雄純さんと、元歌舞伎町の有名ホストで現
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