雑誌デザインを変革した草分け、クリストフ・ブルンケルの天才脳を覗く
15年にわたり雑誌『Purple』のアートディレクターを務めたChristophe Brunnquell (クリストフ・ブルンケル) は、同時にアーティストとしても世界に知られる存在だ。雑誌、新聞、ファッションブランドからアーティスト同士のタッグに至るまで、実にさまざまなディレクションやコラボレーションを実現しながら、現在も1日数枚のハイペースで自身の作品を生み出し続けている。新聞などの切り抜きを多用したシュールなコラージュ、どんどん抽象性を極めていくドローイング、それらをミックスした独創的なアートワーク…… 2004年に創刊した『Carnaval』は、そんな彼の作品が独自編集された雑誌で、このたび新たな1冊が ZUCCa (ズッカ) とのコラボレーションにより完成。イベントに合わせて来日した彼に話を聞いた。インタビュワーは『Purple』を通して90年代から接点を持つ写真家・鈴木親。アートディレクターとアーティスト、2つの顔が同居する Christophe のどこまでも自由で刺激的なスタンスが明らかに。
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