深澤直人が「つくる」理由。デザインと工芸、科学を行き来する「いいカタチ」の求道者
デザイナー、深澤直人。氏が、かねてよりひときわ目を向けてきた分野に、「民藝」「工芸」がある。2012年より日本民藝館の館長を務めているほか、2010年代には民藝や工芸にまつわる展示を幾度も主導してきた。その一方で、いま改めて「科学」にも注目している。2022年4月には、デザインと科学の繋がりの探求に取り組む「THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION」も設立。2023年3月にはその最初のアウトプットとして『DESIGN SCIENCE_01』を出版した。片や民藝・工芸、片や科学。一見するとかけ離れた領域にも思える両者を行き来して深澤が探求するのは、普遍的な「いいカタチ」だという。その意図は。
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