#2 その月は満ちて嗤う | not企画参加の単体投稿作 - あずま八重の小説シリーズ - pixiv
この作品「その月は満ちて嗤う」は小説シリーズ「not企画参加の単体投稿作」の第2話の小説です。「執筆応援PJ20Oct」、「5001〜10000字」等のタグがつけられています。 1 むせ返るような赤い臭気と熱の中、十六夜の月に切り取られたシルエットの目だけに光が灯るのを見た。 ――死にたくない! その一心で逃げ出す。命の恩人を死に追いやった後悔など、この危機の前では無いも同然だった。 赦しを乞うてどうする? やらなければ喰われていたかもしれない。あれは間...
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