文学と仕事と恋と友情。唯一無二の"王道"文芸エンタメ漫画『花もて語れ』 | まんが王国ラボ
読んでから5年10年経っても心に残り続ける漫画には、人それぞれ、"条件"がいくつかあると思っている。私の場合は、「知らなかった世界を教えてくれる」「漫画という媒体の特性が活かされている」「不器用な人間の生き様を描いている」の3点のうち2点以上が満たされていると、自分の中で「殿堂入り」する率が高い。そして、『花もて語れ』(片山ユキヲ)はまさに、この3つの条件をすべて満たした個人的「殿堂入り」の作品だ。
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