「世界基準の評価」で9億円の資金調達、その理由は“万国共通の課題”と“高すぎるユーザー解像度”──クロスビットとEight Roadsが見据える、“働く”の未来 | FastGrow
この日本で、社会課題の筆頭にも上げられるのが、「人口減少と少子高齢化による、労働力不足」。その解決に資するような事業を行う企業が増えているのはご存じの通りだ。ではその中でも、特に世界的な期待を集めているスタートアップが存在するのをご存じだろうか?それがクロスビットだ。この社名を知っている読者は、「シフト管理のSaaS」というイメージを持っているかもしれない。確かに間違っていないのだが、その認識だけでは本質を見誤る。同社はシフト制で働く人々の働き方、そして各企業の雇用形態を基に、経済活動を根本から変革していくスタートアップなのだ。実際に、2018年のプロダクトローンチ後、似たサービスがバタバタと倒れたコロナ禍においても粘り強く成長を続け、大きなシェアを獲得。そしてこの2024年1月にはEight Roads Ventures Japan(以下、エイトローズ)などから合計約9億円を資金調達したと発表し、次なる挑戦の入り口に立った。「厳しい投資環境においても、絶対に投資すべき会社だと思った」と、世界を飛び回るキャピタリストたちに言わしめる。それほどまでに期待を抱かせる要因が、組織の強さにある。エイトローズの面々がデューデリジェンスの過程で思い知ったその内容を、今回は余すことなく語ってもらった。登場するのはクロスビット代表取締役の小久保孝咲氏に加え、エイトローズのパートナー村田純一氏、プリンシパルの大内陽介氏、シニアアソシエイトの澤田風雅氏の計4名だ。
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