クールジャパン機構がアパレルテックのシタテルに10億円出資、海外進出を支援 | WWDJAPAN.com
官民ファンドのクールジャパン機構はこのほど、インターネットを活用したアパレル生産システムのスタートアップ企業シタテル(熊本県熊本市、河野秀和社長)に最大10億円の出資を決めた。シタテルはインターネットを通じてデザイナーと縫製工場をつなぐ同名のプラットフォームを運営しており、調達資金を活用し、海外進出と縫製以外の分野にも事業を広げる。クールジャパン機構はソフトウエアや小売り分野への投資が先行していたが、人工クモの糸で知られるスパイバーなど製造業系のスタートアップへの投資も増えてきた。シタテルは5月と6月に大手繊維商社のヤギと日鉄物産、丸井グループなどからの調達も行っており、今回も含め累計の資金調達額は約20億円になる。
https://www.wwdjapan.com/articles/900338