革命への道のりにあなたを誘う”嘘偽りのない”ファンタジー|多崎礼『レ―エンデ国物語』インタビュー|WEB別冊文藝春秋
TOPページへ 伝説の騎士団長を父に持つ、お人形のように美しいお嬢様。彼女を守り抜くのは、孤高の射手——設定だけ聞けば、甘やかな「おとぎ話」に映るだろうか。だが彼らが身を投じるのは、策謀と裏切りが渦巻き、熱い血がしたたる生々しい「戦いの歴史」だ。 『レーエンデ国物語』は全5巻にわたって〝国の興り〟を描く壮大なクロニクル。今年6月に1巻が、8月にはさっそく2巻『レーエンデ国物語 月と太陽』が発売された。 「こんなに長くて暗くて重たい話、誰も求めていないんじゃないかと心配で。初版部数を聞いて、思わず担当編集者さんに言ったんです。講談社、正気ですかって」 作者の多崎礼さん自身がそう戸
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