【制作の目的】
自主制作によりスキルアップを図るため
ポートフォリオに掲載するコンテンツ作りのため
【構成・コンテンツ】
TOPページのみ(内容は父の勤めている会社をもとに制作)
クライアントのサイト制作の目的を「会社の特徴や事業内容が一目で分かるようなコーポレートサイトが欲しい。また、工事の依頼数が増えるようにしたい。」というものと仮定した。
【担当範囲】
ワイヤーフレーム設計、デザイン作成
【ターゲット・ペルソナ】
仙台市を中心とした地元企業の担当者
・ペルソナ
荒井ヒロシさん 仙台市 50代男性 会社員
仙台市にある企業で総務部の部長を務めている。自社(3階建ての自社ビル)のトイレの設備が劣化してきたため、改修工事を行いたいと思っている。昨年まで依頼していた業者が廃業してしまったので新しく工事ができる業者を探している。施工実績や丁寧な対応を重視したいと思っている。
また生まれは宮城県内だが、仙台には10年前に引越してきた。自分を含め6人家族で暮らしている。休日は少年野球のコーチをしている。
【情報設計】
・企業ついての仮定
仙台市青葉区にある企業。営業時間は8:30〜17:30。
ボリュームにもよるが月平均4〜6件の工事を行う。
公共施設の施工が中心。(道路、市民会館、学校、福祉施設など。)
【設計】
・会社の特徴が分かりやすいサイト
事業内容が多岐にわたるため、写真を多めに配置して何をしている会社なのか?がTOPページのみでも伝わるように意識した。仙台市にある企業ということをあらわすために、グリーン系の色をメイン+茶色を使用し、自然(木)を表現。(仙台は「杜の都・仙台」と言われ、緑豊かな自然が魅力の都市。)
さらにグリーンという色が持つ”信頼感”というイメージも、施工費用や手間などの”判断が難しい・悩みどころ”にあたる部分に対して、ユーザーに「関心・安心感・相談してみようかなという気持ち」を持たせることができるのではないかと考えた。
また、TOPページの右端にお問い合わせボタンを配置することで、下部にスクロールしてもすぐに問い合わせできるようにした。(コーディングはしていないが、ボタンが追従することを想定)
下部(INQUIRY)のお問い合わせボタンは、少し大きめの楕円形にして上部の”さらに表示する”ボタンとは差別化し、ユーザーの目につくようにした。問い合わせの電話番号や受付時間の数字も目立たせて、ユーザーが問い合わせを行う際に迷わないように意識した。
・街づくりの表現
FVに仙台市の写真と、すぐ下に企業の取り組みを記載することで、仙台市の豊かな街づくりに取り組んでいることを結びつけ、分かりやすくした。また"事業内容"の下に、写真と概要が書かれた"施工内容"を表示することで、具体的な工事のイメージがしやすくなると考えた。
また、背景を斜めの帯状に配色したのは、美容室にあるサインポールのようにまわり続ける=安心・安全な街づくり(事業)が続いていく、より良い仙台市の未来を創造するということをイメージしたため。
【デザインについて】
・コンセプト
仙台市にある地域の暮らしを守る企業のサイト
・キーワード
仙台、街づくり、工事、安心・安全
・イメージ
信頼、誠実、着実、安心、クリーン・清潔感、親しみ、真面目
・使用フォント
源ノ角ゴシック JP Medium・Bold(日本語フォント)
誠実さと真面目さを表現するために、こちらのフォントを使用。程よい丸みが、親しみや安心感のある雰囲気を演出できると考えた。
DIN 2014 Narrow Demi(欧文フォント)
英語の見出し(Buisiness、Serviceなど)のみ、こちらのフォントを使用。写真や事業内容などの情報が多くなることを考え、すっきりとしたフォルムのフォントを使用して読みやすくした。
あくまでも内容を優先するために、フォントは主張が強すぎない方が良いのではないかと考えた。
【制作期間】
3日間
【使用ツール】
Adobe XD / Photoshop