伊藤詩織監督『Black Box Diaries』未許諾問題、映像の現場で闘ってきた女性2人が思うこと(ヤンヨンヒ,西山 ももこ,蓮実 里菜)
日本人監督によるドキュメンタリー映画として初めて米アカデミー賞のノミネート作品となった伊藤詩織監督の『Black Box Diaries(ブラックボックス・ダイアリーズ、以下BBD)』。しかし、国内での上映は依然として決まっていない。理由のひとつは、伊藤氏の民事訴訟を8年にわたり支え続けた元弁護団の指摘により明らかになった、作品の抱える「人権と倫理上の問題点」によるものだと言われている。国内外で活躍するドキュメンタリー作家・ヤンヨンヒ監督と、ベテランのロケコーディネーターとして海外映像制作の現場を知る西山ももこ氏に、それぞれの視点から本作をどう捉えるか語ってもらった。
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