音響機器を最適に配置することが出来るテレビボード。
テレビが液晶になって画面サイズも大きくなってきた。価格も安価になり比較的誰でも簡単に大きいテレビが買えるようになってきていた頃。
これからの時代はテレビでテレビ番組を見るだけでなく、自宅での映画鑑賞も生活の一部になるのではないかという予測のもとコンセプトを立案した。
ただ単にスピーカーなどを「置く」のではなく誰でも簡単に最適な場所に「配置」できるように工夫を凝らして設計を行った。
キャビネットの棚は斜めに切り取り、その角度に沿わせてスピーカーを配置すれば最適な配置になる。(当時の画面ピクセルの関係で視聴者と画面の距離は画面サイズの約3倍の距離を保つのが最適とされていた。その距離とキャビネットの幅の距離を算出し、角度を決めている)
ニッチなコンセプトの製品だが、現在も継続中。