自然の中で足元の景色を拾い上げるカメラマン。自然を通して、写真との向き合い方はどう変化していったのか?|写真家 井上実花さん|オカベ ベイコ|ライター
自然の中を延々と歩き回り、時には草の中に頭を突っ込むように撮影する写真家がいる。 井上実花(いのうえみか)さんは、もともと看護師として働くかたわら、屋久島との出会いを機に登山に夢中になり、2020年からは北アルプス奥深くの山小屋「三俣山荘(みつまたさんそう)」で働きながら撮影している。 四方を山々に囲まれ、壮大な景色真っ只中の山小屋にいながらも、彼女の写真は足元の植物にフォーカスを当てたものが多い。 「誰もが通り過ぎてしまうような、そんな景色」をカメラを通して見つめている彼女だが、現在に至るまでには苦悩や試行錯誤があったという。 足元の高山植物にフォーカスする 撮影:井上実花
https://note.com/iwashi_oishii/n/n678a134860e4